研磨技術

素材にどうしても生じてしまう、小さな歪み(バリ)。
バリに対する基準は工場によって様々ではありますが、avancerではしっかりと研磨作業を怠らず、なめらかな質感を目指しています。
研磨の有無、クオリティによって製品の仕上がりは大きく左右されます。
細かな点まで配慮する、“Made in Japan”の本質を突くかのような作業です。

全ての素材に言えることですが、研磨処理を怠ると良い商品はできません。
avancer(アヴァンセ)では、時間と費用をかけて、納得のいく製作をしております。
多品種・少量の時代だからこそ、良い商品づくりを続けたいと考えます。
そして長く愛用頂くことに繋がれば、それは地球に優しいことになります。

アクリルの研磨

アクリル樹脂の研磨は最低3日~6日かかります。

1.下処理研磨レーザー機やNC彫刻機でアクリルカットすると側面にバリが出ます。(指先で触ると少し痛い感じですね)
そのバリ処理をする工程です。
2.艶処理研磨下処理されたパーツはアクリル本来の艶が消えスリガラス風になります。それを元の艶上に戻す工程です。
3.手バフ仕上げ【2.】の仕上げで完成にしないのがavancer(アヴァンセ)のこだわり。【2.】はガラ磨きの為、所々磨きの残しが出ます。それを見逃さず1点1点検品しながらバフ磨きをしていきます。
人の手で磨きを入れることでアクリル樹脂の表面が鏡面に仕上がります。艶の持ちも良いですね。

avancerでも需要の高いアクリルアクセサリーオリジナル製作(OEM)の高クオリティは、このような工程の積み重ねからなっています!

アセテート樹脂の研磨

アセテート樹脂の研磨は、最低7日~10日かかります。
丁寧さが求められる素材故ですが、その分、仕上がりには自信があります。

1.荒ガラ研磨弊社にある乾式研磨機で最低24時間以上研磨します。こちらはアクリル樹脂同様バリ取りの工程となります。
2.中間研磨荒ガラ研磨後、アセテート樹脂の表面は荒れた状態でアクリル樹脂よりも厄介な状態です。それを中和させる意味合いの工程です。
3.仕上げ研磨アセテート樹脂はアクリル樹脂同様、色艶が最高の素材です。その仕上げに時間短縮はあり得ません。こちらも48時間以上は必要となります。
4.手バフ仕上げこちらもアクリル樹脂同様、1点1点人の手で仕上げてゆきます。バフ磨きは光沢の寿命が長くなりますので何時までも愛用できる商品提供が可能です。

真鍮・錫キャストの研磨

弊社ではメッキ前の下処理研磨を社内で行います。
真鍮板をカットすると側面が鋭利で危ないです。バリも有るので15時間以上かけ、しっかりした下処理研磨を行います。
ロー付け・半田付け後。また曲げ加工後に再度研磨することも良くあります。それは加工中に付いた汚れや傷などを取るためです。
そうしないとメッキが綺麗に付きません。
錫キャストはゴム型の合わせ目となるラインやゲート跡が出ますので、そちらをゆっくりした回転で研磨処理します。
錫は素材が柔らかい為、大量に研磨したり研磨機の回転速度を上げると傷だらけになり使えません。こちらも経験豊富な職人技が光る場面です。

丁寧な手作業を大切に

研磨技術画像3

自動研磨機を使用できない場合や、細かい研磨作業は職人が手作業で行っています。
モノ作りに熟練した職人が一つ一つを丁寧にチェックし、仕上げていきますのでご安心ください。
通常の場合は上記の自動研磨も含めて、自社一貫で行うことにより時間短縮を行い、お客様のオーダーに素早くお応えすることに努めています。