たかがサンプル、されどサンプル
メーカーさんではあまりないお話かもしれませんが、初めてオリジナルの製作(OEM)を依頼するとき、サンプル作りをお願いするのは勇気がいりませんか?
サンプルなしで発注できる業者さんも存在しており、もちろん低コストでできることは間違いないのですが、やはりよく聞くお話としては「思ってたのと違う…」と言うこと
一般的に気にしない箇所は、製作側の状況によって簡略化されることがあります。
それはコストカットに繋がってプラスに転じる時もあれば、「あなた」の気になる点であれば、またその先のエンドユーザーが気になる点であれば、それはマイナスになり得るわけです。
正確なデータがあって、それを忠実に表現することは私たちの役目でもあります。
ただし、素材の特性や風合い、色味ひとつ取ってもイメージとの乖離が発生する可能性は十分あります。そこでOEMにとって重要なのが、イメージを現実に引き寄せる橋渡しのような、サンプルの存在です。
クイックな対応で製品を立体化する
私たちは主に工場で仕事をしています。本社は離れた場所に…と言ったわけではなく、本当に身近な場所にあるので、スケ調整とデータさえあればすぐ作業に取り掛かれます。ここが下町工場のクイックな良いところ。
OEMを注文されるお客様の多くは、納期を気にされます。その気持ちに少しでもお答えできるよう、このような体制を維持しています。
平面から立体へ
この過程で、ペーパーデザインから話がはじまり、それを立体化することが実現します。
私たちはその早期段階で、未完成サンプル(デモ品)を写真で送るなどして、密なコミュニケーションを取るようにしています。
何故なら、OEMにとってここでのやり取りが最重要だと考えているためです。
色々な思考があるかと思います。その中でも私たちはサンプル作成については、完成品に近い形よりも前の段階でご相談し、品質やイメージの差異を無くすことに努めています。
ここでの舵取りを間違えてしまうと、満足度の低さだけでなく無駄なコストとストレスが発生します。
現在はスマホが当たり前になり、便利な時代になりました。
だからこそ、これらのツールを最大限活かして、お伝えしていきたいのです。
平面から立体へ
また、サンプルでお見せする段階で起こる「思ってたのと違う」もあります。
これは視点の違いによって起こることが多いです。
ここはこうしたい! というお客様の想いが、技術や素材の特性上の問題で、完成図と逆効果になってしまうこともあります。
お客様の要望に応えていく、という点も非常に重要だと考えていますが、状況によってはデータ通りの工程で進めず一度ご相談させていただく場合もございます。
少しおせっかいかもしれませんが、モノづくりのプロとしての視点を織り交ぜたご提案をさせていただくことで、コスト・品質・速度を高めることに成功しているOEMの例は数多くあります。
こだわったものをぶつけあっていきたい。
だからこそありふれた製品からの脱却ができると、私たちは考えています
OEMはサンプルづくりから始まる!
そして私たちはサンプルづくりにも一切手を抜きません。
製品化されないから、その気持ちで作成をすることはありません。
OEMを注文されたお客様がご納得いただけるような形に仕上げられるよう、精度を高めたご提供をいたします。
ですのでサンプルづくりは必須だと思って、お気軽にご相談いただけますと幸いです。
海外に頼らなくても、スピード感を持って対応できる国内製造はまだまだあります。
私たちavancer(アヴァンセ)もその一つとして、高品質で新しいもののご提供に注力してまいります。
ぜひぜひお問い合わせ、お待ちしております!